食べ物で効果的にアンチエイジング
より高いアンチエイジング効果を得るためには、スキンケアや化粧品によるケアだけでなく、食事による内側からのケアも必要です。
アンチエイジングのために積極的に摂って欲しい食べ物をご紹介します。
肌細胞やコラーゲン、女性ホルモンには欠かせないたんぱく質。
特に大豆たんぱく質は女性ホルモンに似た「イソフラボン」が含まれています。
ビタミン・ミネラルが豊富な野菜や海藻は、美肌をつくる大切な栄養素です。
りんごやブルーベリーなど、果物や野菜に多く含まれるポリフェノールは、老化を促進させる活性酸素を除去する抗酸化作用の高い食品です。
マメやナッツ類にも多く含まれています。
これらのアンチエイジングに効果的なものとは逆に、老化を進めてしまう食べ物もあります。
老化の原因となる食べ物についてもご紹介していきます。
老化の原因になる食べ物
肌を「焦げ」させる糖化物質「AGE」が多いのが揚げ物です。糖質が高く、さらに高温で揚げることによって大量のAGEがつくられてしまいます。
AGEはたんぱく質にダメージを与えるため、肌のたんぱく質であるコラーゲンやエラスチンが攻撃され、シワやたるみの原因に。
揚げ物を食べるときは、レモン汁や酢をかけることで、AGEが増えにくくなるといわれています。
精製砂糖も糖化の原因となる食材です。血糖値の急激な上昇を引き起こすといわれ、健康面でも心配ですよね。
精製砂糖を使ったお菓子やパンなどもおすすめできません。
キビ砂糖や黒糖など、精製されていない砂糖に切り替えて糖化を防ぎましょう。
お惣菜やコンビニ弁当は家庭でつくる食事よりも添加物が多く使われています。
添加物は活性酸素をつくりだす厄介者。
活性酸素が増えれば、肌は酸化し老化が進んでしまいます。
外食や手軽なお弁当を食べることが多い方は、抗酸化作用のある食べ物を積極的に食事に取り入れましょう!
一般的に、アルコールは健康やダイエットの「敵」と認識をされている方が多いと思います。
実は、アルコールは体だけでなく、肌へも大きな影響を及ぼします。
アルコールは脱水症状を起こしやすく、肌のバリア機能や保水力をも奪います。
乾燥肌や顔のむくみにも関係しているので、お酒好きの方は注意が必要です。
- ジュース
- マーガリン・ショートニング
なども取りすぎないように気をつけましょう。
適度な運動によるアンチエイジング
定期的に運動している人ほど、歳より若く見えることってありますよね。
しかし、「運動」が肌とどう関係しているのでしょうか?
運動すると
- 血流がよくなり全身に酸素と栄養がめぐるようになります
- 肌細胞にも酸素・栄養・水分が補給されターンオーバーの正常化や細胞の活性化に働きます
運動すれば筋肉がゆるみ、関節の可動域も広がってくると、たるみの解消にも繋がっていきます。
体は全身タイツのように一枚の皮で覆われているので、運動不足で一部の筋肉が固くなると顔の皮もひっぱられてしまうのです。
しかし、過度な運動はNG!
激しい運動は多くの活性酸素を生み出し、老化を進めてしまう可能性があるからです。
アンチエイジングには、「適度な運動」が最適。
美肌のために、無理なく続けられる適度な運動を行っていきましょう。
では、どのような運動が役立つのでしょうか・・?
道具などを揃える必要がなく、運動嫌いの方でも無理なく始められるのがウォーキングです。
時間も1回30分程度でOK!
少し速足で、いつもより大股で歩くと効果的です。
歩くことで血流量がアップし代謝が上がるので、痩身効果も期待できますね。
さらに、ウォーキングをすることによってスッキリ感や達成感なども感じられ、肌だけでなく心も体もアンチエイジングできます。
ストレッチは、ウォーキングと同じように道具もお金もかからない手軽な運動。
「ヨガは少し難しい」というイメージを持っている方でも、ストレッチなら気軽に始められそうですね。
肩回しや前屈、アキレス腱伸ばしなどでゆったりと全身を伸ばしていきましょう。
最初は固かった体も、続けていくうちにだんだんとゆるんで柔らかくなっていくはずです。
筋肉が伸びてゆるんでいくと、目の位置が上がったり、ほうれい線がうすくなったりと少しずつ変化を感じられるようになっていきます。
ストレッチも無理はせず、ストイックになりすぎないようにするのがポイントです。
ウォーキングもストレッチも簡単に取り組める運動なので、アンチエイジングをしながら楽しく続けていきましょう。