肌の老化の原因
女性ホルモンの減少や紫外線、毎日の生活習慣などが、どのようにお肌の老化と関係しているのかについてお話しします。
自然老化と環境老化では、圧倒的に環境老化のほうが老化速度が速いと以前の記事でお伝えしましたが、
裏を返せば、環境老化の原因を減らすことで、老化を大幅に遅らせることができるということでもあります。
ご自身の肌トラブルの原因が何なのか?どうすれば改善できるのか?という事をしっかり見極め、毎日の生活の中で実際に取り入れてみてください!
老化を加速させる原因を理解し、効果的なアンチエイジングを始めていきましょう!!
加齢によるホルモンの減少
女性は30歳前後で女性ホルモンが減少していきます。
それは、女性ホルモンを分泌する卵巣機能の低下によるもので
- 肌のハリ・弾力をつくりだす 「エストロゲン」
- 皮脂分泌や血行をコントロールする 「プロゲステロン」
この2つが減少することで、たるみや乾燥といった肌のトラブルに繋がっていきます。
エストロゲンの働き
- コラーゲン、エラスチン、肌の水分量を増やす。
- 肌代謝(ターンオーバー)を促す。
エストロゲンの減少により、肌に弾力がなくなり、深いシワやたるみが出てきます。
ターンオーバーも乱れるので、ゴワゴワ肌になりくすんだ肌質になることもあります。
プロゲステロンの働き
- 皮脂分泌量をコントロールする。
- 血行を促進する。
プロゲステロンが減少することで、乾燥肌や毛穴の開きが目立つようになります。
さらに更年期に入ると、女性ホルモンの分泌量が著しく減少するため、お肌のトラブルも増加していくのです。
女性ホルモンは、ストレスや過度なダイエットでも分泌量が減ってしまうので、若い方でも注意が必要です。